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第6回 二次障害との関連について

第6回目のひだまりの会は、「二次障害との関連について」です。
概要は以下の通りです。


○今までのおさらい
少しずつ参加人数も増えてきていることもあり、過去のおさらいとして発達障がいの種類や
それぞれの特性について簡単にお話させていただきました。


・自閉症スペクトラム障がい(ASD)とは?
・注意欠如/多動症(AD/HD)とは?
・発達性協調運動障がい(DCD)とは?
・限局性学習症/限局性学習障がい(LD)とは?

○発達障がいへの理解がないと叱責、非難を受けやすい
・注意欠如/多動症(AD/HD)のお子さんの一例
 “本人なりに忘れ物をしないよう努力するが、不注意のために忘れ物が多い”
 “気が散りやすく集中が長続きしないため、先生の話を聞いてないことが多い”
「不真面目」「やる気がない」と誤解され、叱責を受けやすい

・限局性学習症(LD)のお子さんの一例
 “本人は一生懸命、学習に取り組むが、
特性のため何度繰り返してもできない教科(単元)がある”
「練習不足」「努力が足りない」と批判を受けやすい

〇二次障害とは?
適切な支援をしないまま発達障がいを放置しておくと、
二次的に別の障がいや疾患を引き起こすことがある


〇二次障害のリスクが高まるプロセス
(図解で説明いたしました。)

発達障がいの特性により生じる失敗から、『一生懸命頑張っているのにうまくいかない…』
    ↓(親や先生の無理解・叱責・非難)
『失敗ばかりしているつらい気持ちを誰も分かってくれない…』
    ↓
『自分はもうダメだ。必死に努力してもちっとも成長できない。』(自信喪失・意欲の低下)
    ↓
理解のない大人たちに対する反発心をふくらませる


・反抗心や反発心がつのり、自分の欲求が満たされずに
日常的にイライラするようになると…
 大人の指示や要求に対して、わざと無視したり、逆らったり、
大人をいらだたせることをしたり、挑発的な行動をとったりする

・上記の状態がエスカレートすると、暴力をふるったり、破壊行動を起こすこともある

・必ずしも挑発的な行動や破壊行動を起こすようになるわけではないが、
周囲の理解がないまま叱責や非難を受け続けていると、二次障害のリスクが高まる

 だからこそ、発達障がいの早期発見・理解・支援が大切

〇その他の二次障害
・発達障がいの特性を周囲から理解されない状態が続くと、ストレスがかさみ、精神状態が不安定になったり、気分が落ち込んだりするようになる。その結果、心の病を引き起こしてしまう子もいる。

不安症(以前の診断名は不安障害)
・過度な不安や心配のあまり、不眠や体調不良を起こし、日常生活に支障をきたす
・理由もなく漠然とした不安を訴える場合や、特定の場所(場面)で息苦しくなるなどの発作が繰り返し起こる場合などがある

強迫症
・自分でも無意味と分かっている一定の考えにとらわれて、それを解消しようとする行動を繰り返し行い、やめられなくなる
・自閉症スペクトラムの人は、もともと強いこだわりや常同行動がみられることがあり、その特性とも似ているため、強迫症と混同しやすい。鑑別するには、専門の医師に診てもらう必要がある。

うつ病
・気分が落ち込み、意欲の減退、興味や関心の喪失などが起こる病気
・子どもの場合、無力感、いらだち、落ち着きのなさが顕著に見られる

〇二次障害の大変さ
・発達障がいの二次障害が重なっているケースでは、子どもに起こっている状態が
発達障がいからくるものなのか、二次障害からくるものなのか見極めが難しくなる

・発達障がいの治療だけでなく、二次障害の治療も行わなければならないため、
症状の改善に時間がかかる

・二次障害を治療するためには、発達障がいへの対応だけでは足りないので、
治療もより複雑になる

二次障害は予防できる
発達障がいの早期発見、子どもの困り感を理解し、
適切な支援をしてあげれば、子どもの悩みは減り、
ストレスが軽減され、自尊感情を傷つけることもなくなる


・発達障がいを早期に発見し、
一人ひとりの特性に合った適切な支援を行っていくことが大切



今回は時間に余裕があったので、質疑応答の時間をたっぷりと取らせていただきました。
いつもは、「質問どうぞ!」と投げかけてもシーンとしていたのですが、
今回は複数の方から質問があり、
にぎやかな会となりました!

次回のひだまりの会は、12月22日(火)10:30~12:30(茶話会を含む)です。
内容は、『発達障害と不登校について』です。
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第5回 ソーシャルスキルトレーニング(SST)の大切さについて

第5回目のひだまりの会は、
「ソーシャルスキルトレーニング(SST)の大切さについて」です。

保護者の方向けの会ということもあり、ソーシャルスキルトレーニングのやり方ではなく、ソーシャルスキルとは何かということをメインにお話させていただきました。

概要は以下の通りです。


○ソーシャルスキルとは
・ソーシャルスキル対人スキル

○ソーシャルスキルの一例
人と会ったら挨拶をする
・物を借りるときに「貸して」と言う、貸してもらったら「ありがとう」と言う
・分からないことがあったとき、「分からない」と言う
・困ったときに「教えて」と言う
・相手の外見など、思ったことをそのまま言わない

など

○SSTをなぜ行うのか
【定型発達の子】
わざわざトレーニングをしなくても、周りの人の言動を見聞きしたり、人とのかかわりを通して、社会で生活するのに必要な行動の仕方を自然に身につけていく。(行動観察)

【発達障がいの子】
人間関係にあまり興味を持たないための経験不足や、経験していてもその経験を

偏った形で取り込んでしまい、対人関係や集団行動がスムーズにおこなえない場合が
かなり多い。周りの人の言動を観察して
社会での行動の仕方を自然と身につけるのが難しい

・ソーシャルスキルを身につけていないと、自ら他者とかかわる機会を減らすことになり、他者からもかかわることを拒否され、人とかかわる機会が少なくなる。また、有意義な場面への参加の機会も減る。認知の発達や学業成績に影響が出やすくなる。

○行動観察で身につけられるソーシャルスキルの例
例を挙げてお話しました。

○ソーシャルスキルを身につけることの重要性
人は、人とのかかわりの中で様々なことを学んでいくため、
ソーシャルスキルは人が発達・成長していくうえで重要な能力


・他者からの拒否や叱責を受ける機会が多くなると、自分に自信が持てなくなり、
人とかかわることを嫌がる。不登校などの二次障がいを引き起こす場合もある。

・将来、子どもは大人になり、社会に出て働き、自分の力で生活をしないといけなくなる。
その基盤として、必要なソーシャルスキルを身につけておくことで、集団生活に
適応しやすくなる。

○自閉症スペクトラム(ASD)の子のトラブル
○注意欠如他動症(AD/HD)の子のトラブル
○限局性学習症(LD)のトラブル

それぞれの特性によるトラブル例を挙げました。

○SSTの一例(謝る)
○SSTの一例(ヘルプを出す)

今回は、SSTの取り組み方をメインとした回ではありませんが、
今日からでも家で取り組めるSSTについて簡単にお話しました。




次回は、「二次障がいとの関連について」というテーマでお話させていただく予定です。

気軽な会ですので、いつでもお気軽に参加ください!
プロフィール

さくらさくの会

Author:さくらさくの会
おひさまの会は、すまいる・きっずとおひさまdekiruを利用されている保護者方の交流を図る活動しています。当ブログではイベントの予定などを掲載していきますので、ぜひご覧ください。
連絡先:
事務局(おひさまdekiru)
電話番号: 072-799-6000
アドレス: ohisama.dekiru@gmail.com
住所: 〒666-0143
  兵庫県川西市清和台西2丁目7-60

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